入札が不調に終わるとはどういう意味ですか?
入札不調とは何ですか?
入札不調とは、入札公告を出しても、入札に参加する事業者がいないために、開札されず落札者が決まらないことをいいます。 なお、入札に参加した事業者が1社の場合の対応は、発注機関によるので、入札参加前にしっかり確認しておきましょう。
キャッシュ
入札不調の原因は?
入札の不調・不落とは
それは、国や地方公共団体などの官公庁は、「国民や地域住民の声を代表した議会で決めた予算」よりも高い値段で物やサービスを購入することができないからです。 そのため、議会で決めた金額を上回らないように予定価格という上限値を決めています。
キャッシュ
不調と不落の違いは何ですか?
不調とは、落札者がなかった場合です。 入札へ参加した人が誰もいなかった場合や、再度入札を行っても落札せずに、入札を打ち切った状態です。 そして不落とは、入札を打ち切った後に、価格交渉を行い、予定価格以下で契約できた状態です。
キャッシュ
「入札不調」の読み方は?
入札不調(にゅうさつふちょう) とは?
キャッシュ
入札不調 どうする?
なお入札不調や入札不落が発生しても、その後の「再度入札」で契約に至るケースがほとんどです。 ただし再度入札をしても予定価格を超えていたり、最初の入札に参加していた企業すべてが再度入札で辞退札を提出した場合などは、「再度公告入札」や「不落随契」が行われます(こちらは後ほど説明します)。
入札不調の発生率は?
国土交通省などの調査によれば、入札参加者が集まらない「不調」やすべての入札価格が予定価格を超える「不落」の発生率は、2019年度の合計で7.9%。
入札不落 どうなる?
不落随意契約の根拠法令
第九十九条の二 契約担当官等は、競争に付しても入札者がないとき、又は再度の入札をしても落札者がないときは、随意契約によることができる。 この場合においては、契約保証金及び履行期限を除くほか、最初競争に付するときに定めた予定価格その他の条件を変更することができない。